入院時の手続きについてや、入院中の決まり事、注意事項についてご案内します。
けんなん病院では患者様やご家族が安心できる入院環境を目指しています。
1.入院時の手続きについて
入院が決まりましたらケースワーカーから入院時の諸手続きに関するお話があります。
入院時に必要なもの
- 診察券
- 保険証・医療証
- 印鑑(保証人及び連帯保証人)
2. 入院形態について
医師の診察の結果、精神科病棟、認知症病棟入院治療が必要と判断した場合は、精神保健福祉法に定められた入院手続きをとっていただきます。入院形態は主として以下のようなものがあります。
任意入院
医師の診察の結果、入院治療が必要と判断し、患者様ご本人が入院について同意(了承)している場合の入院形態。
医療保護入院
医師の診察の結果、入院治療が必要と判断し、患者様ご本人は入院について同意(了承)できない状況で、ご家族(保護者)が入院について同意(了承)している場合の入院形態。
その他
応急入院・措置入院といった入院形態もあります。
医療保護入院の保護者(同意された方で未成年者の親または配偶者以外)は、ご家族のどなたかに家庭裁判所の選任を受けて頂く場合があります。
選任の手続き・詳細につきましては精神保健福祉士が説明いたします。
患者様の病状や治療の為、医師の判断で入院形態を変更させて頂く場合があります。
3. 入院中の診療について
入院生活や病状、治療等についてお聞きになりたいことがありましたら、ご遠慮なく医師・看護師にお尋ね下さい。
但し、電話による病状等のお問い合わせには、お答えできない場合がありますのでご了承下さい。
病状のため家族の希望があり担当医が必要と認めた場合は、ご家族の付き添いを認めています。
希望時は所定の提出用紙に記入してナースステーションまでお待ち下さい。
4. 入院中の過ごし方について
医師や看護師からの指示は必ずお守り下さい。
患者さんの病状の変化または、病棟の都合により、病室及び病棟を替わっていただくことがありますのでご了承下さい。
自分の病室のある病棟から出るときは、必ず看護師にお申し出下さい。
5. 入院中の外出・外泊について
外出や外泊をされるときは、医師の許可が必要です。必ず許可を得てから外出、外泊をお願い致します。又所定の届出用紙にご記入下さい。
6. 入院費用のお支払いについて
入院料入院される病棟により異なります。また、高額療養費還付金制度のご利用により、一定以上の金額が払い戻されます。詳しくはケースワーカーまたは医事課におたずねください。特別室、および個室の使用料は頂いておりません。
食事療養費お食事代として個人負担が必要ですが、住民税非課税世帯の方等は負担額の減額制度がありますので、事前にお住まいの市町村の窓口等へご相談下さい。
入院費は翌月の5日前後に請求書を発行いたします。10日までに入退院窓口にお納め下さい。
7. 入院に必要なものについて
洗面用具、入浴用具、パジャマ、普段着、下着、サンダルなど(盗難、紛失の可能性ももありますので、貴重品や不必要なものは持参しないでください)詳しくは病棟看護師におたずね下さい。
8. 入院中の食事について
症状に合ったいろいろな食事(流動食、糖尿病食、肝臓病食、腎臓病食、かゆ食、きざみ食等)をご用意します。又、行事食、選択メニューもご用意しております。
9. 面会時間について
13時〜20時
10. 持ち込みについて
持ち込み品については病棟師長の許可が必要です。